事業開発 / 課題別の案内

新規事業の着手前に、最初に確かめる仮説を一つ選ぶ

企画書を完成させる前に、「これが違っていたら、案を変える」という前提を一つ選びます。次の作業を決めるための短い入口です。

今あるのは、事実か想定か

対象者、困る場面、現在の対処方法を書き、本人や資料から確認した項目にだけ出所を付けます。営業担当の予想や作り手の希望は、未確認の仮説として残します。

説明用の架空例:「予約が面倒な人向けのサービス」を考える場合、まだ本人に聞いていなければ、予約の手間が一番の困りごとかも未確認です。機能を作る前に、最近予約をやめた場面を聞く、という確認を選べます。実案件の成果ではありません。

手元に残す、着手判断の短いメモ

  • 対象者と場面:誰が、いつ、何をしようとしているか。
  • 根拠と空欄:確認した情報の出所と、まだ推測していること。
  • 次の確認:誰に何を聞くか、または何を観察するか。
  • 判断の条件:どの事実が分かれば、案を続ける・変える・保留するか。

最初の確認方法を選ぶ

一件の肯定的な回答で需要や売上を断定しないでください。このメモは着手する調査の選択用です。

参考資料と、この案内の範囲

GOV.UK Service Manual「How the discovery phase works」:構築に進む前に課題・制約を調べ、次段階へ進むか判断する考え方を参照しています。英国の行政サービス向け資料であり、日本の事業の成功条件を示すものではありません。

資料確認日:2026年9月23日。記入メモと確認の順序は、公開資料を踏まえた本ページの提案です。事業で実証した効果の報告ではありません。

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中谷純

Written by

中谷 純 Jun Nakatani

企業・行政・NPOを横断し、新規事業の構想、合意形成、運営設計、評価・改善まで伴走する事業開発パートナーです。

  • 日本評価学会認定評価士
  • UmiNe合同会社 代表社員
  • 兵庫県宝塚市/全国オンライン
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